日光市地域の公共施設を管理する(一財)日光市公共施設振興公社のサイトです

杉並木公園

概要

旧江連家は毎年12月29日から1月3日まで休館となります。
杉並木公園は、日光杉並木街道の保護と地域文化を継承するために造られた公園です。
日光杉並木街道は、国の特別史跡、特別天然記念物の二重の指定を受けている歴史的にも学術的にも極めて価値の高いものです。
杉並木の樹根の保護のため敷地の周辺を公有化し、公園として整備しました。

水車

水車
地域文化を伝承する施設としては、水車や民家を復元しています。今市では、杉線香の生産が盛んですが、その動力としてかつては、水車が使われていました。また、米つきや粉挽きにも水車が利用され、市内に数多くの水車を見ることができました。園内には当時を懐かしみ体験できる揚水車を設置してあります。また、国内の水車と対比して見ていただくため、海外の水車をいくつか設置してあります。

民家

民家は歴史的価値があり、貴重な文化遺産である天保元年(1830年)に建てられた旧江連家と二宮尊徳の報徳仕法農家の2棟を復元してあります。

朝鮮通信使
今市客館跡碑

朝鮮通信使今市客館跡碑
園内に朝鮮通信使今市客館跡碑があります。
江戸時代、「信(よしみ)」を通わす善隣友好の朝鮮通信使は12回来日しました。うち、寛永13年(1636年)、同20年(1643年)、明暦元年(1655年)の3回、正使、副使、従事官の三使ら約200人が日光を訪れ、東照宮、大猷院に国王からの進物を贈り、公式行事を行いました。この3回とも将軍社参並みの扱いを受け、盛大な行列立てをして日光に参詣しており、幕府は通信使のためだけに、1万余両を掛け豪華な客館を新築し持て成しました。
この碑は、江戸幕府に最初の朝鮮通信使が来日して400年になるのを記念し、歴史的経緯を永く後世に伝え日韓両国民の更なる相互理解と友情を深めるため、2007年(平成19年)に杉並木公園内の朝鮮通信使今市客館跡に建てられたものです。

公園の桜・水車・園内の彫刻

交通アクセス